活動レポート

2026.5.12 夢農人会員限定ツアーを開催しました

2026年5月12日(火)、夢農人メンバーによる会員限定の農場見学ツアーを開催しました。
日頃から互いの農産物や栽培について話す機会はあっても、実際の現場を見る機会は少ないことから企画されたものです。
今回は「なのはな農園」「西瓜屋」「はっぴー農産」の3軒を訪問し、それぞれの農家がその日に行っていた現場作業を見学しました。

なのはな農園

有機質の土壌改良剤を散布し、耕す作業を見学しました。
地主から土地管理の委託を受け、土壌改良をひたすら行う工程です。

水田では土地のやり取りが盛んですが、畑地はなかなか受け手が見つからないという現状があります。
その中で、なのはな農園が管理を引き受けているからこそ、荒れずに済んでいる農地がたくさんあります。

管理する圃場(ほじょう:作物を栽培する田畑)は、みよし市の端から足助地区の手前までと広範囲にわたります。
この日も肥料置き場から車で30分かかる場所での作業で、肥料ダンプ、ユンボ、マニアスプレッダ(堆肥散布機)、トラクターをセットで移動させる必要があり、「畑にいる時間よりも運搬時間のほうが長くなるほど」という現場の苦労を伺いました。
春先に菜の花が満開になる畑は、なのはな農園が大切に管理している場所かもしれません。


夢農人会員限定ツアー:なのはな農園にて


夢農人会員限定ツアー:なのはな農園のトラクター


夢農人会員限定ツアー:なのはな農園のトラック


西瓜屋


スイカの下に専用の皿を敷く作業を見学しました。
この作業はスイカの色づきを良くするほか、玉に水が溜まるのを防いで病気を予防し、形を整える効果があります。
高さ1メートルに満たないトンネル内での作業は、常に四つん這いという過酷な姿勢で行われます。
また、つるを傷つけないよう、人が入っていい畝間(うねま)と入らない畝間を明確に分けて管理し、畑では裸足で作業を行うなど、徹底した配慮がなされていました。
収穫は約3週間後に始まる予定です。


はっぴー農産


企業経営として多品目を扱うはっぴー農産では、トウモロコシの管理や苗の育成など、多岐にわたる作業が行われていました。
「はっぴーコーン」の畑では、これまで愛用していた品種が手に入らないため、いくつかの試作を行っています。
今年は春先の寒波により、かなりの数が枯れてしまう被害が出たとのことでした。

次に、ライスセンターで苗を育てる様子を見学しました。
稲作の大型経営ではハウス内で苗を育てるのが主流ですが、こちらではあえて屋外で、シートの工夫によって育てる独自の手法をとっています。

さらに、摘花・摘果が進む桃の管理現場も確認しました。
トウモロコシ、桃、小麦の収穫、田植え、機械管理が重なる6月は、まさに「超多忙期」になるとのことでした。


3カ所の現場を回りましたが、一口に農業と言っても品目や手法によって全く異なり、驚きの連続でした。
誰もが多くの苦労を抱えながら真摯に取り組んでいることを痛感するツアーとなりました。
次回の開催は未定ですが、また実施したいと考えています。


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